Bohemian Rhapsody

金曜の22時歌舞伎町。映画館の横を通りかかったので、ボヘミアン・ラプソディを見てきた。

Queenを始めて聞いたのはオペラ座の夜で、たぶん1980年頃だった。ロックでオペラとかありなんだって衝撃だった。

そのあと手当たり次第になんでも聞くようになったけど自分のホームグラウンドはEL&PとかPink FloydとかKing CrimsonとかGenesisとか(その後はENIGMAとかThe Art of Noiseとか)そっちに走っていったのは、自分の中ではオペラ座の夜から地続きのところにいた音だったから(世間様的にはたぶん違うと思いますけどね)。

でもリアルタイムで生きてるQueenはThe gameでフラッシュ・ゴードンで、Hot space tourの西宮球場で生メイ様には感動したけどなんか違う、私の好きなQueenはコレジャナイ感満載で、大好きなんだけど聞くと悲しい、そんなバンドだった。ライブ・エイドで20分ステージやると聞いても、当時は見たいとも思わなかった。

91年にInnuendoが出た時もそんなに期待してなかった(ついでにいうとA Kind of MagicとかThe Miracleとか、出たことすら知らずに過ごしてた)、けどたまたま入ったタワーレコードで目についたから買って帰って、頭割られた。私の大好きだったQueenが、なんで。今。ここに。

その時にはもう、フレディの命は尽きかけていて。神様は残酷だ。何がMade in Heavenだばかやろう。亡くした私の10年を返せってずっと思ってた。

ようやくミッシングリンクがつながった。Queenが大好きで、でも悲しくて、Bohemian RhapsodyよりDeath on two legsが好きだった35年前の中二病の私がようやく成仏してくれた。そんな映画でした。

もう一度見たい。どこで見ようかな。

Bye Bye Cassini.

Photo Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

土星探査機カッシーニが20年のミッションを終えました。1997年は天文台に出入りしていた頃だったので、打ち上げも大騒ぎして見ていた記憶があります。当時は64kbpsだけど個人宅で常時接続が珍しくて、それで本が出せちゃったような時代でした。

私自身の人生やり直しと同じ時間軸を歩いてきたカッシーニ。感慨深いものがあります。

JPLを見に行ったらやっぱりお別れサイトが立ち上がっていて。

Photo Credit: (NASA/Joel Kowsky) CC-BY-NC-ND

Cassiniが見た土星(Cassini: The Grand Finale: The Saturn System Through the Eyes of Cassini (e-Book))というとても美しいe-Bookが公開されていました。アメリカは宇宙探査にものすごいお金をつぎ込んできたけど、それが許されていたのはこうして成果を共有して夢を見せてくれるからじゃないかな。

美しい写真も、さまざまな発見もあったけど、何よりも過酷な環境で20年間計画通り動かし続けたことがすごいと思う。

Photo Credit: (NASA/Joel Kowsky)  CC-BY-NC-ND

お疲れ様でした。ありがとう。

 

Cassini: The Grand Finale

 

帯状疱疹かも、ですって

いやまいりましたね。

夜22時頃、突然何の前触れもなく左上瞼のあたりにとげが刺さったようなちくちくした痛みが走りまして。最初はアトピー的なものかと思ったのですが、翌日になると目の周辺全体に違和感が出る感じでなんだか嫌なヨカンがしたので、皮膚科を受診しました。

問診されたのは

  • 頭痛はないか
  • 顔のどこかがマヒしていないか(変顔させられた)

で、今のところ異常はなかったのですが、「もしかすると帯状疱疹発症の前兆かもしれないので」ということで、抗ウィルス薬を処方されました。

薬、3日分で3030円。高かった…。薬剤師の友人が写真を見て「高かったでしょ?」というぐらい。ジェネリックがまだ無いそうで。

薬のせいか知らないけど昨日は眠すぎて1日使い物になりませんでした。1日あけて今日は目の周辺の違和感は残っていますが今のところ症状が悪化しているきざしは無いようです。左目が閉じにくい気がするのですが写真を撮ったら右目と同じなのでたぶん気のせいでしょう。